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2017年10月18日 (水)

高性能受信機、高性能スペアナの所有は「盗聴発見力」を知る上でのバロメータ!

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近年、自社のホームページの紹介欄に様々な受信機を含む機材の数々をたくさん載せている業者が存在して居ります。

「いったいこれは何」と思う機材も多く見受けられます。実はそれらの多くは実際に盗聴器の発見には役に立たない物(測定器や機材類でも何でもない)が非常に多いと言う事をご存知ですか?

そして中には「世界最高の受信機」などと謳う業者も存在して居ります。実際に長年盗聴器の発見業務を続けていると高性能受信機の重要性(専用の高性能アンテナも含む)は感じられますが、ただ単に高性能受信機だけが有れば世界最高なのでしょうか?

そうでは有りません。高性能受信機は確かに盗聴電波を発見するために重要な機材の一つでは有りますが、それに付け加えてもう一つ「バンドスコープ(AOR社SDU5600等)」の存在が有ります。この特別の機材は高性能受信機の持つ受信特性をさらに飛躍的に実用的な物へと向上させる特別な専用の機械なのです。詳しく述べると受信機はスケルチと言う電気信号の閾値で受信を始めますが、このスケルチの機能も万能ではなく近年のデジタル波などで、受信しにくい電波が多く見受けられつきました。この様な非常に変化の激しい電波や弱い電波にはこの「バンドスコープ((AOR社SDU5600等)」)」は非常に有効な受信機の相棒と成ります。

ただ単に受信機の周波数だけを高めても肝心の周波数帯(100Khz~3GHz)で見落としや大きな取りこぼしが出ていては、何の為の高性能受信機調査(大変時間の掛かる)なのか?と首をかしげたくなる業者も存在して居ります。

一方、スペアナは本物のスペアナ(スペクトラムアナライザー)で有れば、何でもよいのか?と言う疑問が有ります。スペアナの性能は殆どが最高周波数で決まると言います。仮に3GHz対応のスペアナであればそのスペアナはいくら頑張ってもたかが3GHzまでの範囲でしか計測は出来ません。(特殊な方法で外部ミキサを使う方法もあるが実用的ではない)

それに比べ、プリアンプを併用した高周波数型スペアナはその最高周波数までキッチリ正確に未知の電波を表示させてくれます。又、盗聴器発見の様な微弱な電波を取り扱うには必ず利得の高いプリアンプの平行使用が必要不可欠と成りますのでこの点は必ず確認をしておいてください。

更に、スペアナには非常に大きなスペアナと小型のスペアナが並行して販売されて居ります。大きなスペアナは主にほとんど動かす事の無い研究室で使う事を目的とした機材です。盗聴器の発見業務に使われるスペアナはいろいろな所で測定や調査を行いますので小型のスペアナが実用的で有効性も高い事は周知の事実でも有ります。(この小型スペアナは大型のスペアナに比べて値段が高いと言う欠点も有りますが、調査力の点では圧倒的に優れた機材です。)

盗聴器発見業界では各社、様々な機材を競い合っておりますがあくまで、盗聴発見の基本的調査力を知る上で受信機の感度と周波数さらにはバンドスコープの有無、そして小型スペアナの所持が盗聴器発見の調査力を図る上での「バロメーター」と言えるかもしれません。

盗聴器 発見

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